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●ラリーカーに必要な才能のすべてを詰め込んだスポーツセダン
エボリューションの軌跡を辿るには、まずなぜこのクルマが誕生したかを知る必 要がある。2500台生産された市販車をベースにしたグループA車両で争われるWRC。 そのホモロゲーションモデルにはラリーで勝利するための様々な素性が求められる。ラ リーに適したコンパクトなボディ、強力なエンジン、千変万化の路面に対応するサスペ ンションの基礎体力。ギャランVR−4で得たデータを元に、コンパクトなボディを持 つランサーに白羽の矢が立った。ラリーアート・ヨーロッパ監督アンドリュー・コーワ ンをして「ラリーのために生まれて来たクルマ」と称されたランサー・エボリューショ ンは、まさに勝つためのすべての条件を備えた革新的なマシンが完成する。 |
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●コンパクトなボディと強力無比な4WDシステム
全長4310mm、全幅1695mmのコンパクトなボディはまさにスポーツシルエット。小 さなボディと強力なエンジン、そしてそのパフォーマンスを余すところなく伝えるため の4WDシステムは、何よりもバランスが求められるラリーカーとして絶対必要条件 だった。駆動系にはギャランVR−4譲りのセンターデフ+ビスカスカップリングのフルタイム 4WD形式が選ばれ、サスペンションはランサー1800GSRのものを流用。フロントは マクファーソンストラット、リヤはマルチリンクとなり、増大したパワーとトルクに対 応するために、専用のチューニングが施された。ブレーキシステムは、フロントが15イ ンチ、リヤが14インチのディスクを採用している。 |
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