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ランサーエボリューション VII GT-A

進化の歴史

■新しい進化を遂げた、ランサーエボリューションVII GT-A
これまでのランサーエボリューションは、モータースポーツのホモロゲーションモデルとして、運動性能面において最高のパフォーマンスを発揮するクルマづくりを追求し、マニュアルトランスミッション搭載車のみの設定としてきましたが、今回、より多くの幅広いユーザーに”高性能4WDスポーツセダン”の卓越したドライビングプレジャーを堪能して頂くために「ランサーエボリューションVII GT-A」を設定。スポーツモード付のオートマチックトランスミッション搭載はもとより、ボディ、エンジン、サスペンション、4WDシステムなどを細部にわたって最適化し、ランサーエボリューションならではの際だった運動性能を高い次元で継承しつつ、より自然で扱いやすいハンドリング特性を実現。上質なインテリアに包まれながら、アクセル&ブレーキの2ペダル操る、それが「ランサーエボリューション VII GT-A」が提案する走りの世界です。
●より洗練感と質感を増したエクステリア
エボリューションVII GSRのエクステリアをベースにGT-Aでは、軽量アルミ製ボンネットフードの放熱用アウトレット、冷気導入用NACAダクトを廃すると共に、フロントバンパー中央上部の冷気導入エアイントレットを廃してライセンスプレートを中央配置することでGSRに対してエンジンルーム内の通気抵抗を減少させて空気抵抗を低減、空力特性の向上を図りながら、大人の感性にふさわしい洗練感をいっそう高めています。
リヤスポイラーはLEDハイマウントストップランプ内蔵の小型スポイラーを採用。また好みに応じ4段階迎角調整式大型スポイラー、リヤスポイラーレス仕様をメーカーオプションで選択可能としました。
リヤドア、リヤウインドウにプライバシーガラスをメーカーオプション設定。多眼ヘッドランプにはディスチャージヘッドランプ&フォグランプを標準装備、ヘッドランプ一体のフロントターンランプとリヤコンビランプのアウターレンズをクリア化し一段と質感を高めています。
ボディカラーは、新たにディープブルー(パール)、ライトゴールド(メタリック)を採用し、シルキーホワイト、クィーンズシルバー、ブラック(パール)、ワインレッド(メタリック)と合わせ全6色を展開しています。
●スポーツマインドあふれる、機能的で上質なインテリア
スポーツドライビングのための機能を凝縮した高性能コックピットデザイン。
オフブラックを基調色としたモノトーンのGSR用インテリアをベースに、GT-Aでは、ブルーパール色のインストルメントパネルオーナメント、シフトレバーパネル、パワーウインドウスイッチパネルを配し、本革巻きのステアリングホイール、シフトノブ、M/T風シフトブーツ、本革巻パーキングレバーのステッチ色までブルーでコーディネイト。また、タコメータを中央に配したGT-A専用の3連ホワイトスポーツメーターを採用。エンジン回転数、シフトポジション、ACDモードなどあらゆる走行情報の視認性を高めています。また3本スポークの本革巻きステアリングホイール(シフトスイッチ付)は、グリップ部分に滑りどめのためのディンプル加工を施すことにより、スポーツドライビング時の確かなステアリングワークを約束します。シートは、適度なホールド性と快適な座り心地を合わせ持つ大型スポーツシートを採用。着座ポイントの高さもGSRとランサーセディアの中間に設定し、低重心化と乗降性をバランスさせています。また、スポーツ走行時のホールド性に優れるレカロ社製のセミバケットシートや本革シートもメーカーオプションで設定。本革シートの運転席は、スイッチ操作で座面の前進/後進、リクライニングが可能な4ウェイパワーシートを採用しました。

●高出力・高トルクの4G63型インタークーラーターボエンジン
GT-Aではランサーエボリューション VIIの高性能パワーユニットをベースに、オートマチックトランスミッションとのマッチングを図りながら、日常の一般走行からワインディング等でのスポーツ走行まで幅広い使用状況に最適なチューニングを施し搭載しました。
ピークパワーよりも低中速域でのレスポンスを重視し、GSRに対してツインスクロールターボチャージャーのタービンノズル径断面積を縮小しコンプレッサーを小径化したハイレスポンスターボチャージャーを搭載。オートマチックトランスミッション用2Lエンジンとしては、200kW(272PS)/6,500rpmという驚異的な最高出力を実現。さらに343N・m(35.0kg-m)の最大トルクを3,000rpm〜5,000rpmの広い回転数域で発揮するフラットなトルク特性にすることによて、圧倒的な加速性能と扱いやすさを両立しました。またオイルパン材質を制振鋼板、インタークーラーパイプ材質をスチールとし、テールパイプ内にチョークパイプを採用することで全体としての静粛性向上を図っています。

●ステアリングシフトスイッチを新たに採用した
 INVECS-IIスポーツモード5A/T

トランスミッション本体は、ギャランVR-4で熟成を重ねた信頼性の高い大容量のW5A51型INVECS-IIスポーツモード5A/Tをベースとしました。また水冷式および空冷式の2つのATFクーラーを直列に配置することにより、スポーツ走行時の油温上昇にも対応しています。
スポーツモードでのマニュアルシフト操作は、従来のシフトレバーでの操作に加え、ステアリングホイールのスポーク左右2箇所に設けられたスイッチ(上:シフトアップ、下:シフトダウン)によりステアリングホイールから手を離すことなく素早いシフト操作を可能としました。このマニュアルシフト操作によるシフトダウンでエンジンがオーバーレブするような場合には従来のINVECS-IIと同様にシフトダウン操作を受けないよう制御。GT-Aでは、ドライバーがより確実にシフト状況を把握できるよう、シフトダウンが行われなかったことをブザーで告知する機能を追加しています。

●三菱独自のオール・ホイール・コントロールテクノロジー、
 ACD+AYC+スポーツABS搭載のフルタイム4WDシステム

GT-Aでは、その高性能なメカニズムを、オートマチックトランスミッションとのマッチングを図りながらより幅広いドライバーに扱いやすい特性とするため、制御特性を最適化しました。前後輪の差動制限力を電子制御するACDは、GSRに対して若干差動制限力を強める制御特性とすることにより、コーナリング時の車両安定性を向上させています。さらに、操舵状態に応じて4輪の制動力を独立にコントロールするスポーツABSともマッチングを図り、GSRと同様、ブレーキングしながらのコーナリングでも十分な制動力を発揮しながら、操作安定性を確保しています。

●操舵フィーリングと遮音性を高めた高剛性ボディ
運動性能を極限にまで高めるために、効果的な補強と徹底した軽量化を図った高剛性ボディ。
GT-Aでは、各部の補強や遮音材の追加によって、操舵フィーリングを向上させるとともに、不快な振動や雑音の低減を図っています。フロント&リヤのスプリングハウス上面にリング状の板金プレートを追加して、サスペンションの取り付け部の剛性を向上。これにより操舵のリニア感と剛性感をさらに高めるとともに、ステアリングの不快な微震動を低減しています。また、フロアのメルティングシートを強化してロードノイズを低減するなど、車重の増加を最小限に抑えながら、遮音性の向上を図っています。

●ワインディングでの扱いやすさと乗り心地のフラット感、ストローク感を高めた
 サスペンション&ステアリング

GT-Aでは、サスペンション&ステアリングの特性を最適化し、ダイレクト感のある高い操作安定性を極力犠牲にすることなくGSRよりも扱いやすさと乗り心地を向上させました。フロント&リヤのスプリングのばね定数、ショックアブソーバーの減衰力、リヤスタビライザーの特性を始め、フロントロアアームの前側ブッシュ、バンプストッパラバーとリヤアッパーアームの前後ブッシュの特性に至るまでチューニング、ステアリングギヤ比もGSRに対して若干スローなGT-A専用とする一方、フロントスタビライザーはGSRと同じハードに設定。ダイレクトでシャープな操縦安定性を高いレベルに保ち、ストローク感とフラット感を高めた乗り心地を実現しました。

●ブレーキ、タイヤ&ホイール
ブレーキはGSRと同様、ブレンボ社製(17インチ4ポットディスクブレーキ、リヤ16インチ2ポットディスクブレーキ)を採用しました。タイヤはワインディングなどでの扱いやすさと乗り心地のフラット感、ストローク感を重視したサスペンションとのマッチングを図り、ハンドリング性能に優れるハイグリップコンパウンドを使用した225/45ZR17サイズのタイヤを採用しました。ホイールはGSRと同様のデザインに表面処理をした光輝タイプとしいちだんと質感を高めています。