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ランサーエボリューション VIII

スペック以上に感じるエンジンの進化

予想以上の進化ぶりに感激したね。スペックを見た時は大したことない、と思っていたんだ。ところが試乗してみてビックリ。大幅に進化しているのではないか。エンジンの進化は予想以上。スペック上は、1kg-mのトルクアップだが、実際は4000回転前
後の広い回転域で一段と力強いトルク感がある。トップエンドにいたるパワーの盛り上がりがよりシャープだ。この回転域はスポーツ走行でクルマの姿勢をコントロールするときに最も重要となる。つまり、動力性能だけでなくコントロール性能も向上しているのだ。エボVIIのエンジンも強力だが、比較してみるとハッキリと体感できる。6MTが設定されたのも強みだ。2速から6速までがキッチリとクロスしているからサーキットでは間違いなく威力を発揮しよう。高速燃費も良さそうだ。シフトフィールドもいい。これは5MTもそうだが、スムーズさ、剛性感が増している。

この車のハイライトはスーパーAYCだ

今回の4WDはエボVIIIのハイライトと言うべき進化ぶり。スーパーAYCとは本当にスーパーだった。エボVIIに比べればより曲がりやすく、かつコントロール性能も良く、コーナー脱出スピードも速いのである。とくにタイトコーナーの立ち上がりでは
リヤに強力なLSDが装着されたかのごとくの力強さが印象的だ。エボVIIでは遊びのディバイス的なものだったが、こいつは本物。レースやジムカーナなら威力発揮、間違いなしと思う。その他、よりナチュラルとなったステアリングフィール、乗り心地の向上もエボVIIとの違いだ。走りの質感が向上した、とも言えようか。