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エボリューション

開発者が語る4G63エンジンのすべて

Chapter 1: 初期型から現行まで、4G63の変遷

4G6型エンジンシリーズの背景

“4G6”の最初の数字は気筒数、その次のGはガソリン、その次の6はシリーズ名。

開発時にシリーズで排気量の小さい方から順番に付番しているものの、その後に追加されるものに関しては排気量の順番にならないこともある。 最初、4G61(1.6L)、4G62(1.8L)、4G63(2L)、4G64(2.4L)の4型式がシリーズ開発機種として設定されたが、世に出たのは順不同。 世に出た順は4G62、4G63、4G64、4G61の順だった。その後、4G67(1.8L)、4G69(2.4L)が出現。

このシリーズにおける最新型は4G69型だが、非常に近い諸元のエンジンに4G64型がある。4G69は性能追求のため、4G64に対しボアを0.5mm拡大し、27ccの排気量アップを図ったもので、日本国内向けには現在は4G69のみが現存。 参考までに65、66、68はディーゼルで使用した番号で4D65、4D66、4D68が過去に存在したが(4D66は世に出ず)、どれも現存しない。 現存する4G6は1997CCの4G63、2351ccの4G64、2378ccの4G69の3種類のみとなる。

「4G6系は以前、シリウスというニックネームで呼んでいました。 4G63ターボは最初はギャラン・シグマ/ラムダに搭載されましたね。 現在はこの呼び名を使っていません。」

4G63は1980年生まれ。実に26年に渡って三菱の第一線で活躍してきた名機だ。 三菱としては初の4バルブエンジン、20年通用するエンジン、さらにラリーへの使用を前提にし、マルチポイント電子制御システムを搭載することなどをコンセプトとして開発されたのだ。